第2次現地調査派遣団・第1次遺骨収集派遣団 帰国報告
2023/8/11 活動報告
8月11日(金)、ガダルカナル島より両派遣団が無事に帰国しました。
今次派遣活動では、現地仮安置遺骨のうち、DNA鑑定のため309検体のご遺骨を、ガダルカナル島に寄港した海上自衛隊 護衛艦「しらぬい」に引渡し、本邦に送還しました。また、丸山道アンドウ方面等にて残存遺骨情報の捜索活動を実施、さらに当会慰霊碑群が所在するコカンボナ村(村長:Mato Mui Liliau)現地追悼式を執行しつつ、現地の協力村落と友好親善等を行いました。
今次派遣活動に参加した団体は下記の通りです。
・厚生労働省
・日本戦没者遺骨収集推進協会
・日本遺族会
・全国ソロモン会
・JYMA日本青年遺骨収集団
・隊友会
未だに現地では、日本軍将兵のご遺骨が多く発見されます。
厚生労働省が新たに定めた戦没者遺骨のDNA鑑定等の手順があり、目下、派遣団員はこれに従って行動しています。一日も早い本邦送還のため、ご覧の皆さまの一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
現地追悼式後の第1次遺骨収集派遣団員集合写真(於:コカンボナ村当会慰霊碑群)
一木支隊鎮魂碑(於:テナル教会学校)
帰国した当会第2次現地調査派遣団員(於:羽田空港)
一木支隊鎮魂碑にて読経供養する当会団員
追悼式後の当会1次遺骨収集派遣団員(於:コカンボナ村当会慰霊碑群・旧第17軍司令部付近)
現地「The Island Sun」紙に掲載