当会の概要
大東亜戦争(太平洋戦争)中、ビスマーク・ソロモン群島方面の戦域に従軍した陸軍第十七軍並びに海軍第八艦隊等隷下各部隊の生存者と遺族、そして有志によって構成されている戦友会です。令和3年現在は、遺族と有志によって運営しております。
当会は、昭和40年10月24日(昭和17年の同日はガダルカナル島ルンガ飛行場奪回のため日本軍が第2次総攻撃を敢行した日)、全国第十七軍ソロモン会(当会の前身)として、靖國神社慰霊祭参列者2,800人により設立されました。
その後、関係者による呼びかけにより続々と入会者があり、現在に至るまで毎年靖國神社における慰霊祭をはじめ、会報発行(年3回)、会員交流、現地における友好親善活動や慰霊巡拝、そして戦没者遺骨調査・収容活動を実施しております。
戦没者のご遺骨調査・収容活動については、厚生労働省所管の遺骨帰還事業である(一社)日本戦没者遺骨収集推進協会への協力派遣を毎年行っております。また状況によっては、完全ボランティア制による自主派遣も行っております。
現地協力者と握手する当会派遣団員
ご遺骨発見現場で読経する当会僧侶隊員ら
慰霊巡拝団の集合写真
英霊に対する慰霊顕彰、戦没者遺骨帰還事業等にお志をお持ちの方をはじめ、ボランティア活動や国際親善活動にご興味がある方など、どなたでもご入会頂けますのでお気軽に事務局までご連絡下さい。
当会歴代会長
初代会長 神田正種 (故人・元第17軍司令官・陸軍中将)
第2代会長 濱崎積三 (故人・元歩45 第2大隊長・陸軍少佐)
第3代会長 勝股治郎 (故人・元歩29 第10中隊長・陸軍大尉)
第4代会長 安田藤一郎 (故人・元歩45 聯隊本部付・陸軍曹長)
第5代会長 大石廣 (故人・元陸軍士官学校61期)
現職 住田陸快 (ブーゲンビル島遺児)